水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ、起こります。疲れがたまっていたり、免疫力が下がっているときに発症しやすい傾向があります。
頭部から下肢までの間の片側の一定の神経支配領域に、神経痛様のピリピリとした痛みを伴った小水疱が帯状に生じます。
顔にできると顔面神経麻痺、内耳の障害による難聴めまい・耳鳴りなどが起こることがあります。また、痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後疼痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。この痛みは治りにくく長期間患者様を悩ませます。 顔面など合併症リスクの高い、重症な帯状疱疹では入院加療が推奨されていますので、 その際は必要に応じて提携関連病院にご紹介いたします。

帯状疱疹の治療は安静による十分な休息と抗ウイルス薬の投与です。また疼痛には鎮痛薬投与で対症療法を行い、帯状疱疹後神経痛に対しては数種類の鎮痛薬を組み合わせたコンビネーション治療や、必要に応じて麻酔科によるペインコントロールが必要となる場合もあります。
合併症のリスクのことなどを考慮すると、早く皮膚科を受診して早期に治すことが何よりも大切で、これにより帯状疱疹後神経痛の発症頻度を少なくすることが望めます。

帯状疱疹のワクチン接種については、
医師にご相談ください。

帯状疱疹の漢方的考え

急性期及び急性期の痛み・・・「竜胆瀉肝湯」や「麻黄附子細辛湯」などが用いられます。体温を上げて発汗や利尿を促し、むくみを解消して炎症を改善させる効果が期待できるのです。

慢性期の神経痛にも諦めず、オリジナル漢方が有効で、お問い合わせください。